読み上げ機能をほぼ使わずに本を読んだのは
何年ぶりだろうか。
前半では女の嫌な面ばかりが目立つような気がして、
そして、私も子供のころ、こういうふうに扱われていたのではないかという思いで、
ちょっと不愉快に感じながら読んでいた。
でも、そんなだからこそ、きっと最後にはそれがどう解決するのか、に興味があった。
そして、なんとか最後にはハッピーエンドらしくなって、ホッとした感じ。
ただ、どの家庭も軒並み不幸で、それが度を超えていた。
解決方法もだれにでもできることではないと思った。
ひとつ、全編を通じて感じたことは、一貫して女性の目線で書かれていたと感じた。男はよその国から来た別人種のように。