SHISAKU のきろく

あたまからわきだしてあふれたものたち(記事にはアフィリエイトが含まれることがあります)

失認

ほぼ1か月ぶりにLINEで施設の母と面会。

クラスターが収束したばかりで

世間でも「第9波」が取りざたされている最中だから

当分の間はこんな方法でしか顔を見ることはできないだろう。

 

コロナで熱が出ていたということだったので、

寝ているしかなかっただろうから

(テレビも自分でつけられないので、

テレビも持って行っていない)

症状が進行していることは覚悟していた。

 

案の定、いちばんのお気に入りの孫のことも

あまり覚えていないようだった。

話しているうちに少しは思い出したのかもしれない。

「ここへ来てほしい」

という感じのしぐさも見られたようだ。

 

デイサービスで頑張っていれば

多少は進行も遅くなったかもしれないが、

どっちにしろ症状が進むのはもう止められないのだろう。

 

こうやって目に見える形で

最期が近づいてきているのかもしれない。