このことを忘れないように
何度も同じような内容でここに書くかもしれない。
これが真実だということを
私自身に刷り込んでおかなければ。
それは、
母は私が子供のころから私を恨んでいて、
腹の中では「この出来損ないめ!」と思っていたのだということ。
それは、認知症になって、腹の中で思っていることが
そのまま口をついて出てくるようになってから
動かしようのないこととして認識できたが、
それでも私はどこかに「母に対する甘え」があったのかもしれない。
だからそれをしっかりと認識することから逃げていたのかもしれない。
でも今は、
母が自分の思い通りに何もかもができなくなって、
その原因は私にあると考えたところで、
何の不思議もなく、それ以外にあのつぶやきの原因は考えられないのだ。
つまり、あのつぶやきは、
「全部お前のせいだ!呪い殺してやる!」
という意味なのだ。
認知症の母親にもっとひどい言葉を投げかけられたという人の話も聞いたことがある。
きっとこの程度では「ボヤキのタネ」にもならないのだ。
これ以上呪いをかけられてはたまらない。
だからこちらも演技でバリアを貼ることぐらいは
考えなければならないのだ。