SHISAKU のきろく

あたまからわきだしてあふれたものたち(記事にはアフィリエイトが含まれています)

好き嫌い

若いころはほとんど好き嫌いはなかったように思う。

というか、自分に「嫌い」と思う資格はない、ぐらいに思っていた。

だから誰とでもできるだけ仲良くしなければならず

相手に気を遣わなければならない

そんなふうに思っている人間だった。

 

それがある仕事をするようになって

感情を出さなければならない場面が出てきて

だんだん「嫌い」が出てきた。

 

それでも基本は「誰とでも仲良く」の方なのだが、

本を読もうとすると、どうしても好きになれない著者がいる。

ここで貼り付けたい気もするが、

そんなことをしたって気が晴れるわけでもないし。。

 

その人は昔、ラジオ人生相談みたいなことをやっていた人で

きっと私が中学生ぐらいのころから

中学生向けの雑誌か何かにさえ登場していた気がする。

そのころは「そんなものか」ぐらいに思っていたのかもしれないが

こちらがすがる思いで読んでいる本で

一方的に決めつけ、こうしろああしろと言ってくるのが嫌になって

全く頭に入らない。

 

今日読んだ本の著者も

専門でもないことを自分の勝手な予想で自慢げにダラダラと

いつまでも繰り返し書いていて、

とうとう半分も行かずに投げだした。

 

本を書くって、その人の人柄がもろに出るんだなと

今さらながら感じさせられた。

もちろんここにも私のみられない方がいい内面がにじみ出ているだろうけど。