物体は年月とともに劣化し朽ち果て崩壊する。
そんな思いがふと頭をよぎった。
うちの母親はからだが朽ち果てる前に
人格が崩壊してしまった。
私は土曜日に頑張り過ぎたつけが
今日もまだ残っている。
壊れる寸前なのかもしれない。
隣保班の今年度の班長さんが配布物を持って来られた。
すい臓がんと聞いているが
マスクをしているとすっかり痩せてしまって
誰だかわからないほどだった。
私もがんをやったことがあるが
幸か不幸か命にかかわるものではなかった。
せめて私は
頭、人格より先にからだが先に崩壊してくれればがと願う。