「青空朗読」というアプリの存在を最近になって知った。
AudibleやAudiobookのように、長編1冊を朗読してくれるわけではないが、
なんといっても無料でラジオの朗読の時間といったレベルの朗読を聞けるのだ。
この短編小説を子守歌代わりに聞いていた。
女性のやさしさというものを初めて感じた気がした。
こういうやさしさが欲しかったのだと、気づかされた。
翻って、何十年もうちの女性を見ていると、
まったくこんな面は見当たらなかった。
他人様の前では優しい人のふりをしたり、お上品ぶったりしているが、
うちわではその正反対だ。
気に食わないことがあれば徹底的に相手を言葉でいたぶる。
それでも気が済まないようで、
最終的には相手が首を吊るまで罵ってやろうという腹積もりらしい。
ほんとうは、相手をミンチにして地べたで踏みにじるぐらいやらないと
女の恨みは晴れないのだろう。
(女子パシュートの映像が何度も流されているのは、
やはりそういう女性のメンタルに訴えるものなのだろう。
私はそれを見るたびに泣きそうになる。)
私は何十年もそういう標的になっていたのだと
今さらながらそう思った。
もうこうなってしまっては、
逃れるすべはなく、
ほんとうに自己修練を積むしかなさそうだ。